Jan 07 2020 Off 新年明けましておめでとうございます。 年頭にあたり、一言ご挨拶申し上げます。 日本チーフレジデント協会(JACRA)が発足して、もうすぐ1年 私たちは「チーフレジデント制度」を発展させ、日本の卒後研修教育に変革を起こすべく活動をしてまいりました。日本初の全国規模のチーフレジデントミーティングの開催、学会や団体での発表、メディア活動などが団体としての主な活動となりました。日本の保険医療は少子高齢化という問題を抱えており、医療需要の拡大、疾病構造や患者の価値観の変化に十分に対応できていません。 日本の医療は変革を求めています。 私たちはその問題を「チーフレジデント制度」によって2つの方向性から解決を目指します。 1つ目は卒後研修教育の改革です。現在の制度ではプライマリケア・予防医学・価値の高い医療、働き方改革というニーズに対応できていません。専門医制度や卒後臨床研修制度の見直しは進んできていますが、依然として道半ばです。私たちは現場のチーフレジデントたちとともによりよい卒後研修とは何かを考え、実行し、そして社会に広めていきます。 2つ目はリーダーシップ能力に長けた人材の育成です。医療現場のリーダーシップが高い組織パフォーマンスは医療の質改善をもたらすことが言われてきています。チーフレジデント制度は将来のリーダーを育成するための制度でもあります。新しいチーフレジデントたちのリーダーシップ能力向上を支援していきます。 2020年2月29日に第2回チーフレジデントミーティングを開催予定 ! 来年度、研修病院のリーダとして活躍する新しいチーフレジデントたちをつなげるための会です。多くのご参加をお待ちしております。 2020年は私たちにとってさらなる挑戦の年です。チーフレジデントの価値を広め、より発展させるよう力を尽くしたいと思います。今年度も当団体およびチーフレジデントたちをよろしくご支援お願いいたします。 日本チーフレジデント協会代表長崎一哉 (水戸協同病院)/小杉俊介(飯塚病院) Share this:Facebook Post navigation Previous PostPrevious 【活動報告】Podcast “Dr.Future” x JACRANext PostNext 【活動報告】JPCA関東甲信越地方会(2019)で4病院の合同ワークショップ!